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通販おせちの選び方を掘り下げる。冷凍?冷蔵?どこで買う?私の結論

おせちの選び方を決めました
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来年のお正月に向けて、おせちを注文しました。

今でこそ秋にはおせち会議を開くほどおせちを楽しみにしている我が家ですが、元々は行事食に好感を持っておらず「同じお金払うなら、我々はお寿司食べに行った方が絶対満足度高いよね」とか言っていたタイプ。

イメージが変わったのは、通販で取り寄せたオイシックスのおせちを食べてからです。

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このとき「美味しいおせち」というものが年越しQOLをグンと上げてくれることを実感し、毎年注文することを決めたのでした。

この記事では、リサーチの慎重さと1食1食への執着には自信がある私の「失敗しない通販おせちの選び方」をまとめておこうと思います。

結局どこがオススメ?という方は、候補もリストアップした上の記事を見てください。

通販おせちの3大失敗「写真と違う」「予定通り届かない」「まずい」

通販おせちを頼むなら、まずは『うたい文句どおりのものが、確実に予定通り届く』ことが大前提。でもそれをコントロールできるのは私たち買う側ではなく、売る側です。

なので私のおせち選びの基準として、「絶対におせちで失敗しない!!」と考えているであろうお店や企業を選ぶ、と決めています。

たとえばオイシックスは「美味しくなければ全額返金」を掲げているほか、公式サイトに以下の記載があります。

万が一配送体制に不具合がございましたら、Oisixの200名のスタッフが責任をもって直接お客さまのお手元にお届けします。

https://www.oisix.com/shop.osechi–qanda__html.htm

「発送後は配送業者にお問い合わせください」が標準なのに、ここまで表明されるとやっぱり信頼しちゃいます。

こういった取り組みがないところでも、どんな顧客を抱えているのか、何を売りにして何を期待をされているのか。これらと、自分の好みや過去の口コミをあわせて判断すれば、三大事故に合うことはほぼないと思っています。

ちなみにこれは「○○ホテルの料理は美味しいから、おせちも正解」という考えではありません。余程の高価格帯や数量限定品でない限りは、おせち製造業者に委託して作っている場合も多いからです。
もちろん委託だからこそ、手の届く価格で安定供給されるわけなので、食材の目利きやレシピへの信頼、ブランドの高揚感など付加価値に納得して注文するかが大事。私は普段から「○○監修」という謳い文句が大好きですが、おせちではあまり重要視していません。余談ですがファミマのKIHACHIコラボ商品はおすすめです。

味・見た目・価格・ボリューム・安全性・ネームバリュー、おせちに何を求めますか?(本気すぎ)

通販おせちの選び方

超慎重な私なりの、通販おせち安全基準を考えてみました。

一品ずつ説明がある

「写真と違う」事故を防ぐためにも、一品ずつのお品書きは必須です。

また、味やリピート率の高さを売りにしているところは、プラスでこだわりの料理や素材の産地を紹介するなどお品書きの描写が細かい印象です。
今時お品書き自体がない通販おせちはあまり見かけないのですが、「厳選素材を丁寧に味付けしました。以上。」みたいなおせちは、品質以外のところを売りにしている可能性が高いと思っています。安さとか、ネームバリューとか。余程信頼しているお店でなければ避けたほうが無難ですね。

購入者層が味や品質に厳しい

購入者のイメージもすごく参考にします。

たとえば人気おせちのひとつに雑誌「婦人画報」オリジナルおせちがありますが、婦人画報のターゲット読者は「40代~60代以上の富裕層の女性や世帯年収が高い家庭」だそう。ECサイトも蟹や伊勢海老がランキングに並ぶなどグルメなユーザーが多そうです。
同じく食品宅配サービスのオイシックスのユーザー層も「相応の対価を払って美味しさ、安心、利便性を求める人々」であり、おせちにも同じ期待が寄せられるはずです。クーポンサイトの人気おせちが同じかと言ったら、そうではないですよね。

購入者層のイメージは「美味しさへの期待値」のほか、「好みの味かどうか」の判断にも参考にしています。
たとえば、「婦人画報」監修おせちと「新進気鋭のフレンチシェフ」監修おせちだったら、前者は高い年齢層の人にも好まれる上品な味付け、後者は家庭では口にしないような新感覚の味付けが期待できるはず。

味の好みは人それぞれですから、自分や家族の好みに近そうなおせちを狙っていきましょう。

昨年までのおせちの評判が良い

これは言われるまでもないと思いますが、口コミをめっちゃ見る、という話です。私は特に購入者の写真と悪い口コミを探します。

散々名前を出してきたオイシックス婦人画報おせちは口コミが多くありますが、商品イメージと写真がほぼ変わりませんし、(宣伝含めて)オススメしている人の歯切れがいいので本当にオススメなんだなと思います笑。万人に勧めたいおせち最有力候補です。

ただ、悪い口コミがあったとしても「スカスカ」「ベチョベチョ」などの本当に残念な評価と、「甘い」「野菜が少ない」などの好みに関する評価がありますよね。「むしろいいじゃん!」と感じるような評価理由もあったりするので、フラットに参考にすると良いです。

おせち以外の事業で評判が良い

これは売り手側の「失敗できない度」の話です。

最初から失敗してもいいやなんて思っているところはないと思いますが、たとえば今年、ステイホームで一気に会員数を伸ばしたオイシックスがおせちで失敗してしまったとしたら好調な食品サブスクの方にも影響が出るかもしれません。

百貨店やホテルなんかも同じで「○○は評判良いからおせちも正解」とは言えなくとも、一定のクオリティが期待できると思います。

冷蔵ではなく冷凍おせち

これは好みなんですが、それぞれのメリットってこんな感じだと思います。

冷蔵おせちのメリット

  • 解凍の手間がない
  • 解凍で味が落ちるリスクがない
  • 冷凍に向かない食材も使える

冷凍おせちのメリット

  • 予め製造できるのでトラブルが少ない
  • 日持ちのための余計な調味料や添加物が必要ない(入ってるとこは入ってる)
  • 冷蔵より美味しい場合もある

たとえばスーパーで餃子を買うなら、私は冷蔵より冷凍の方が圧倒的に好きです。おせちに関しても同じように「冷凍ノウハウを持った製造元であれば、冷凍の方が安定して美味しいだろう」という価値観。セブンの自然解凍大学いもとかもすごく美味しいのでオススメです。

こんなおせちは避ける

以下にあてはまるおせちは、私は購入しません。

  • 販売元、製造元の実績が不明
  • 購入者層が不明

チラシやサイト、SNSの写真や価格だけを見て購入しないということです。嫌な言い方になってしまいますが、元々知名度も信頼も持たないところが、適当なおせちを派手なキャンペーンでパーッと売ってパーッと撤退してもダメージは少ないですよね。
あとはこんなおせちも「今回は」購入しません。

  • おせち事業を初めたばかり
  • レビューや購入者撮影の写真がない
  • ECサイトで購入できない

最近はSNSで通販の注文を受けるケースなども多く、一概に怪しいとおもっているわけではありません。ただ単純に安心材料が少ないというのと、トラブルがあった場合にややこしくなりそうなのがネック。

お正月にトラブル対応に追われたくはないので、いかにおせち販売の体制が整っているか、というのも気にしています。

量はどうする?2人前でこんな感じ

おせちの価格はピンキリですが、1人前5,000円〜10,000円が相場かと思います。

オイシックス 2020 おせち 暁 ミニ三段重

以前購入したこちらは2人前10,000円程度のものでしたが、ちょうど夫婦二人で元旦のうちに食べきれる量でした。ただ、もうちょっとたくさん食べたいな〜と感じたので、次は2〜3人前17,000円のものにサイズアップ。
今までは初詣がてら元旦も外食していたのですが、それを中止してでもおせちに予算を振ろうということになりました。笑

来年用のおせちについては、こちらの記事に候補も含めてまとめています。

オイシックスのおせち2021を注文しました
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