ひびをたのしく

【年代別】髭男、King Gnu、YOASOBIほか…豪華アーティスト・バンドによるアニメ主題歌タイアップ

年代別 髭男、King Gnu、YOASOBIほか…豪華アーティスト・バンドによるアニメ主題歌タイアップ

最近「アニソン」の幅がグッと広がってきていますよね…!

歌詞に作品タイトルが入るような王道のアニメソングだけでなく、アーティスト提供のタイアップ楽曲、そしてそれがJ-POPとして大ヒットするケースが増えてきたように思います。

今回はそんなアニソンの中でも、アーティストの魅力と作品の世界観が絶妙にマッチしたタイアップ楽曲をまとめてみました。

主観強めのチョイスになりますが、お楽しみください!

Contents

2020年〜

Official髭男dism – Cry Baby/『東京リベンジャーズ』OP(2021)

何度も青アザだらけで涙を 流して 流して
不安定な心を肩に預けあいながら 腐り切ったバッドエンドに抗う

作詞:藤原聡

2021年を代表するアニメソングと言ったらこの楽曲ではないでしょうか!
これまでのヒゲダンとは違う言葉遣いや曲調が気になりアニメを見てみたら、その引っ掛かりがまさに作品にハマっていて驚きました。

ジェットコースターのような転調は、偶然の演奏ミスから生まれたそうです。
結果的に「タイムリープ」の表現として繰り返し使われ、曲の特徴になっていますよね。タイアップソングのこういった制作秘話が大好きです…!

参考:https://tokyo-revengers-anime.com/special/taidan/(原作者の和久井先生とvo.藤原さんの対談)

Eve – 廻廻奇譚/『呪術廻戦』OP(2020)

闇を祓って 闇を祓って 夜の帳が下りたら合図だ
相対して廻る環状線 戯言などは吐き捨ていけと

作詞:Eve

合ってるとかいうレベルじゃなく、「原作を曲にしたらこうなる」みたいな凄いOP。
映像のかっこよさも相まって、めちゃくちゃ興奮しました。これは絶対いいアニメだ!って。

制作は、歌い手・ボカロP出身でシンガーソングライターのEve(イブ)さん。
勝手なイメージですが、Eveさん始めネットカルチャー発のアーティストの方って原作理解の解像度が本当に高くて、曲を通して自分の解釈をより深いところに連れて行ってくれる感じがします。

歌詞は「呪術」という単語から連想して、唱えるようなイメージで作られたそう。じっくり読むとEveさんの原作愛がひしひしと伝わります。

参考:https://www.tfm.co.jp/lock/eve/index.php?itemid=15544https://natalie.mu/music/pp/eve05

ALI – LOST IN PARADISE feat. AKLO/『呪術廻戦』ED(2020)

Tokyo prison I’m going to relight your feeling
When time gets rough

作詞:LEO・LUTHFI・ALEX・AKLO

映像も話題になったEDテーマは、”渋谷”発多国籍バンドALIによる「LOST IN PARADISE」。
OPとは違うベクトルで呪術の世界を広げてくれていて、なおかつ曲として完璧にかっこいいのが、プロってすごいですよね。
登場人物たちもプライベートで本当に聴いてそう。ノリノリで。

カップリングの3曲は、それぞれ五条、釘崎、夏油をイメージして作られた楽曲となっています。(現在フルで聴く手段がないかも。)
ALIはショッキングな事情で活動休止となってしまいましたが、ボーカルLEOさんの真摯なメッセージを読んで、また必ず戻ってきてくれるだろうと感じました。

参考:https://www.tfm.co.jp/lock/eve/index.php?itemid=15917(EveさんとLEOさんの対談。お互いへのリスペクトと原作愛が伝わりめちゃめちゃ面白いです)

King Gnu – 一途/『劇場版 呪術廻戦 0』主題歌(2021)

最期にもう一度 力を貸して その後はもう 何も要らないよ
僕の未来も心も体も あなたにあげるよ 全部全部

作詞:Daiki Tsuneta

先日公開された予告映像で、主題歌をKing Gnuが担当することが発表されました。
聴けるのはほんの30秒ですが、ダークな雰囲気と切羽詰まった空気感、何より歌詞が原作そのもの。この予告を見て、映画館に足を運ぶことを決定しました。

歌唱は常田さんメインなんでしょうか。井口さんパートはガラッと雰囲気も変わりそうですよね。
フルバージョンが楽しみすぎます。

King Gnu – BOY/『王様ランキング』OP(2021)

声を枯らすまで泣いていたんだよ
叶わないと判って尚 抗っておくれよ
剥き出しで咲く君は 誰より素敵さ

作詞:Daiki Tsuneta

Web漫画から話題となり、2021年10月からノイタミナ枠でアニメ化された『王様ランキング』。観ましたか?涙腺がダメになります。
『進撃の巨人』を手掛けたWIT STUDIOによる作画、演出も最高です。

King GnuによるOPテーマ「BOY」は、ひたむきな主人公を見守る人々の気持ちを代弁してくれるかのような、優しくてあたたかい楽曲。井口さんの声色も相まって胸がキュッとします。
綺麗なストリングスの響きも、王国感というか、作品の背景とマッチしていますよね。バイオリンを弾いているのは常田さんの兄、常田俊太郎さんだそうです。

参考:https://www.oricon.co.jp/news/2203370/full/

LiSA – 炎/劇場版『鬼滅の刃』無限列車編 主題歌(2020)

手を伸ばし抱き止めた 激しい光の束
輝いて消えてった 未来のために
託された幸せと 約束を超えていく
振り返らずに進むから 前だけ向いて叫ぶから
心に炎(ほむら)を灯して 遠い未来まで

作詞:梶浦由記/LiSA

アニメのOPテーマ「紅蓮華」に続き、LiSAさんが歌唱する「炎(ほむら)」。
歌詞の一言一言に、炭治郎たちの思いが詰まっていてたまらないです。

LiSAさんの歌の表現力もすばらしくて…。いつ聴いても無限列車の世界に戻されては、煉獄さんに想いを馳せてしまいます。
多くの人にとってそういう曲になっているであろう「炎」。アニメ主題歌としてこれ以上ない役割を果たしているのではないでしょうか。

参考:https://ddnavi.com/interview/684342/a/

Aimer – 残響散歌/『鬼滅の刃』遊郭編 OP(2021)

まだPVでちらっと流れるのみですが、遊郭編のOP、Aimerさんと知ってテンション上がりました!
疾走感ある派手なサウンドにAimerさんの淑やかな歌声が乗って、まさに遊郭編。EDの「朝が来る」が、寂しい、やさしい曲だったらAimerフルコースだなぁと期待をしています。

クレジットがまだ曖昧だったので歌詞の引用は控えますが、1フレーズにも「音」「響く」といった宇随さんと結びつくワードが散りばめられていてとてもワクワクしました。

YOASOBI – 怪物/『BEASTARS』2期OP(2021)

弱い自分を何度でもずっと 喰らい尽くす
この間違いだらけの世界の中 君には笑ってほしいから
もう誰も泣かないよう 強く強くなりたいんだよ
僕が僕でいられるように

作詞:Ayase

「小説を音楽にする」ユニット、YOASOBI。アニメ『BEASTARS』のタイアップでは、原作漫画に加え、板垣巴留先生自ら執筆されたオリジナル小説を題材に制作されたそうです。

曲を通して、作品のテーマが、レゴシの複雑な感情が、流れ込んでくる…。
原作理解と再構築の精度がやっぱりものすごくて、YOASOBIのタイアップは「お家芸」的な安定感を越えた感動がいつもあります。お二人とも真摯に向き合ってるんだろうなって、好きになっちゃいますよね。
私はアニメ2期以降のストーリーを未読なのですが、2期EDの「優しい彗星」を聴いて、読み進めたくなりました。

参考:https://www.lisani.jp/0000163591/?show_more=1(板垣先生とYOASOBIのお二人の対談)

神聖かまってちゃん – 僕の戦争/『進撃の巨人』4期OP(2020)

Destruction and regeneration
You are the real enemy

作詞:の子

の子さん、かまってちゃんと進撃の親和性たるや。
言葉が出てこないままずっとループしていたら、絶望してきました。すごいです。
こういう化学反応こそがタイアップの醍醐味。スカッとします。

参考:https://natalie.mu/music/pp/kamattechan08

東京事変 – 永遠の不在証明/劇場版『名探偵コナン 緋色の弾丸』主題歌(2020)

さあ隠し通せよ 一層実は全部真っ黒だろうけど
嘘を吐く方選び 台本書き続けるか釈明しようか

作詞:椎名林檎

コナン×東京事変。言われてみれば!って感じの嬉しいサプライズでした。
そこはかとなくお洒落な楽曲と、悪ふざけが過ぎるスペシャルムービーのギャップがたまりません。コナン役おかしい(笑)

単行本を追いかけているのですが、本作はまだ見れておらず。
赤井さん目線の楽曲と思いきや大きな仕掛けも隠されているようで、映画と合わせて見返すのを楽しみにしています。劇場版コナンはどんどん豪華になっていきますね。

スカートとPUNPEE – ODDTAXI/『オッドタクシー』OP(2021)

掛け違えた記憶
見慣れたはずの景色に
足りないものがあるんだ
混ざり合わない目線の理由を
思い出せるか

作詞:スカートとPUNPEE

アニメが終わっても聴き続けたい、心地よすぎる1曲。

2021年はオッドタクシーループにはまった人、多いんじゃないでしょうか。めちゃめちゃ面白かったですよね。勧めた人が漏れなく「やばいね!」と言ってくれた希有な作品でした。

アニメを完走した人は、このMVの仕掛けにハッとするはず!

参考:https://natalie.mu/music/pp/skirt_punpee

崎山蒼志 – 嘘じゃない/『僕のヒーローアカデミア』5期ED(2021)

悪夢の根源に居た君を
いつか必ず
救い出すから

救い出せるから

作詞:崎山蒼志

アニメの展開に寄り添った、切なく力強いED。
でありながら、崎山蒼志というアーティストの唯一無二の世界観が溢れていて、ファンとしては震える1曲でした。

出久と死柄木の関係性から着想を得て制作されたそうですが、ヒロアカという作品そのものの解釈とも言えるような広がりを感じます。

現在19歳の崎山さんは、中学3年生の時に初めて出演したテレビ番組で、あこがれのスカート澤部さんを前に演奏した動画が拡散され一躍有名になりました。並べて紹介できることがひっそり嬉しいです。

参考:https://ddnavi.com/interview/857284/a/

chelmico – Easy Breezy/『映像研には手を出すな!』OP(2020)

てか長続きする気がしない
とかそんな性格でなにが悪い
ただ好きなもんは好き
外野はお黙り

作詞:Rachel・Mamiko

映像研のアニメ、楽しかった〜!
原作の魅力、声の素晴らしさなどはもちろんありきで、「アニメの制作工程のアニメ」として演出が神がかっていました。湯浅監督(『ピンポン』)の描くカオス、最高。

そんなアニメにぴったりハマっていたのが「Easy Breezy」。OP映像で曲に合わせてわちゃわちゃする3人が、たまらなくおかしくてキュートです。
本家のMVも国際広告賞を受賞した力作なのでぜひ!

参考:https://www.lisani.jp/0000145121/

BUMP OF CHICKEN – アカシア/ポケモンスペシャルミュージックビデオ「GOTCHA!」(2020)

いつか君を見つけた時に 君に僕も見つけてもらったんだな
今 目が合えば笑うだけさ 言葉の外側で

ゴールはきっとまだだけど もう死ぬまでいたい場所にいる
隣で 君の側で 魂がここだよって叫ぶ

作詞:藤原 基央

このMVを初めて見た時が、2020年で一番心揺さぶられた151秒(!)でした。
アニメの主題歌ではないけれど、私が歴代最高だと思っているタイアップ、『ポケットモンスター』シリーズとBUMP OF CHICKENの「アカシア」。

動画のコメント欄が、各国、各世代の「ありがとう」で溢れているのが本当に素敵!
私たち一人ひとりの物語に寄り添って命を吹き込んでくれたBUMPと制作チーム、いまでも好きでよかったと思わせてくれるポケモンと、一生輝きつづけるであろう思い出に感謝します。

ミュウツーの「魂がここだよって叫ぶ」のとこで毎回感情が爆発する。。

2016〜2019年

LiSA – 紅蓮華/『鬼滅の刃』OP(2019)

どうしたって!
消せない夢も 止まれない今も
誰かのために強くなれるなら
ありがとう 悲しみよ

作詞:LiSA/草野華余子

アニソンを代表するヒット曲となった「紅蓮華」。

アニメのOPでは、歌詞の「ありがとう 悲しみよ」が「何度でも立ち上がれ」に変わっているんですよね。
ストーリーを通じて炭治郎が成長したからこそ言える「ありがとう」を、1話の絶望的な状況から強制すべきではないというLiSAさんの思いがあったそうです。

鬼滅のアニメが原作ファンも安心してのめり込める作品になっているのは、関わった方の真摯な取り組みの積み重ねなのだなと思います。

参考:https://www.joqr.co.jp/article/detail/lisaop.php

Mrs. GREEN APPLE – インフェルノ/『炎炎ノ消防隊』1期OP(2019)

永遠は無いんだと 無いんだと云フ
僕らは命の火が消えるその日まで歩いてゆく

作詞:大森元貴

YouTubeの再生回数が驚異的な数字となっている「インフェルノ」。
私も実は曲から入った作品です。

「インフェルノ」は、業火、地獄といった意味がある言葉。双方の意味合いが込められた歌詞と、禍々しいメロディが、これ以上ないくらい原作にはまっています。
サビの「永遠」も「炎炎」と掛かっているなど、言葉遊びもかっこいいですよね。

作品のテーマソングとしてはもちろん、J-POPとしても聴き継がれる1曲。

参考:https://www.excite.co.jp/news/article/TokyoFm_ywYAGjX6UT/

米津玄師 – orion/『3月のライオン』2期ED(2017)

それは不意に落ちてきて あまりにも暖かくて
飲み込んだ 七色の星
弾ける火花みたいに ぎゅっと僕を困らせた
それでまた歩いていけること 教わったんだ

作詞:米津玄師

もともと羽海野作品のファンであり、作品の舞台である月島に住んでいたこともあるという米津さんが、自分と主人公の桐山零、将棋と音楽制作を重ね合わせて制作したという「orion」。
歌い出しの1フレーズから、めちゃめちゃ『3月のライオン』なんですよね。零くんの切実な思いが流れ込んできます。

楽曲インタビューで、原作について「キラキラの合間を縫うように、繊細な心の機微をひとつ残らず表現してやろうという気概を感じる」と表現されていたのが、本当にその通りで!
羽海野先生の一ファンとしても、米津さんはその機微を真摯に受け止めてくださる方だと頼もしく思いました。

参考:https://natalie.mu/music/pp/yonezukenshi09

菅田将暉 – ロングホープ・フィリア/『僕のヒーローアカデミア』3期ED(2018)

遍く旅路に光あれ 強さや弱さでは語れないぜ

作詞:秋田 ひろむ(amazarashi)

劇場版の主題歌として書き下ろされ、3期EDにも採用されたこの曲。

amazarashi 秋田さんが表現する絶望の中の希望と、菅田さんの力強い歌声。
深夜、ふいに流れてきたこの曲に、心を掴まれボロボロ泣いてしまったことを覚えています。

歌詞は、オールマイトの視点に寄せて書かれたとのこと。
胸を打たない言葉はないのですが、引用したフレーズはまさにヒロアカの「個性」ともリンクしていて大好きです。周りと自分を比べて、雁字がらめになったときに。

参考:http://sudamasaki-music.com/LonghopePhilia/

King Gnu – Prayer X/『BANANA FISH』ED(2018)

生まれ落ちた その時には 泣き喚いていた
奪われないように くたばらないように
生きるのが精一杯だ

作詞:常田大希

2018年にリリースされた、King Gnu初のタイアップ書き下ろし曲「Prayer X」。
『BANANA FISH』の主人公アッシュの半生、「脆く、儚い日々」を体現したような悲しく美しい楽曲です。

一方で、MVのアニメーションがまた凄まじい…。
ひとりのアーティストの破滅を描いたストーリーですが、瞬く間に日本の音楽界のトップシーンにのぼり詰めた彼らの姿とも重なる部分があり考えさせられます。
どんな環境においても自ら舵を切り続ける姿勢がKing Gnuの魅力のひとつですよね。

2010〜2015年

準備中

2000〜2009年

準備中

おわりに

いざまとめ始めると、アレもコレもと載せたくなりキリがなくなってしまいました。
まだまだ掲載したい曲がたくさんあるので、引き続き更新していきたいと思います。

タイアップが軸なので、「紅蓮の弓矢」「Butter- Fly」「乙女のポリシー」「笑顔に会いたい」など大傑作たちを載せられないのがもどかしい…!(笑)