食品保存容器をプラスチックコンテナから、耐熱ガラス容器に移行しました。
悩んだ結果、iwakiのロングセラー商品「パック＆レンジ」を購入。結果、すごく良かったです。
スタンダードな角形のものを5サイズ揃えましたので、購入サイズや予算の参考にもなれば幸いです。
プラスチックコンテナから、iwaki パック＆レンジへ
移行したきっかけは、新しいグラタン皿を探していた時にふと「耐熱ガラス容器でいいのでは？」と思ったこと。
結果的にはオーブン皿としてはもちろん、レンジ調理、漬け込み調理、通常のお皿、パンやお菓子の型など無限に使い道があっていいことずくめでした。本当に早く買っておけばよかった…。
ちなみにプラスチックコンテナも一部処分せずに使い続けています。
持ち運びにはやっぱりプラスチックの方が便利なのと、長期保存するものはガラス容器が出払うのがもったいないのでプラスチック製品を使ったりします！
iwaki パック＆レンジの良かったところ
耐熱ガラス容器のメリット
まず他の素材の容器と比較した耐熱ガラスのメリットです。
- レンジ・オーブンOK
- 中身が見える
- 色や匂いが残りにくい
- 油汚れが落ちやすい
- 熱湯消毒可能
- そのまま食卓に出しやすい
レンジもオーブンもOKなので、食材保存〜調理〜保存までそのままでOK。
プラスチックコンテナではためらっていた油物や色の濃いものの調理も気を使わずにできるようになりました。
今我が家はレンジ調理のネギ塩焼きそば（料理研究家リュウジさんのレシピ）にはまっているのですが、容器のまま食べても気分がいいね、と夫が喜んでいます。
iwaki パック＆レンジの良いところ
「パック＆レンジ」を使っていて良いと感じた点を書きます。
洗いやすい
「パック＆レンジ」はフタも容器もとにかく凹凸が少ない！うちは食洗機がなく手洗いですが、とても洗いやすく、拭きやすく、乾きやすいです。
面倒くさがりなので、お手入れしやすいのは大きなアドバンテージでした。
サイズ設計がよい
200ml、500ml、1.2Lサイズは並べた時や重ねた時にぴったりと収まるように設計されており効率的に収納することができます。
また、全サイズ深さが統一されていて且つ浅めなので、冷蔵庫の中で重ねておけるのが良い…！重ねても中身が一目瞭然なのがガラス容器の良さですね。
フタも透明で中身が見やすい
最初はガラス×白いフタのものを検討していたのですが、フタも透明の方が中身がわかりやすいと思い「パック＆レンジ」のグリーンにしました。
調理中も保存中も、状態をしっかり確認できて良いです。
ちなみに「パック＆レンジ」にもフタが白のものがありますが、素材が違うようです。
よく見るグリーンやピンクの「パック＆レンジ」がポリカーボネート（PC）という堅くて透明度の高い素材、白やブルーの「NEWパック＆レンジ」がポリプロピレン（PP）という柔らかめの素材。有名なジップロックコンテナはこのポリプロピレン素材ですね。
※別注モデルや期間限定品はこの限りではないかも。
私はツヤツヤで堅牢そうな見た目が好きでポリカーボネート派なのですが、開閉しやすさと食洗機使用可という点ではポリプロピレンの方が便利そうです。
ガラスが厚い
iwakiの製品は他社の耐熱容器と比べて、しっかり厚みがあるものが多い気がします。
強化ガラスではないので割れることもあると思いますが、他の製品と比べてもデイリーユースには強そう。
定番商品である
一期一会の買い物も好きですが、複数揃えるものは今後も買い足しやすいようにメーカーの定番品を買うことが多いです。
廃盤になる可能性が低いことと、取り扱い店舗が多いので。
「パック＆レンジ」は特に、フタだけでも購入できるのが良いと思いました。本体もフタも想像以上にしっかりしていて劣化するイメージが湧きませんが、いつでも同じものを購入できるのは安心！
サイズはこんな感じ
私が購入したのは、スタンダードな角形の5サイズです。
200ml（外寸 9.2 x 9.3 x 5.4 cm）
一番小さいサイズ。使用頻度No.3。
ちょっとした副菜や、薬味、タレの容器として使うことが多いです。オーブンでプリンを作る時にも使っています。
保存というよりちょっと何かを入れておく感じなので回転が速いです。
450ml（外寸 12.8 x 13 x 5.5 cm）
便利そうなのに使いこなせていなくて、使用頻度No.5。
ご飯一膳がぴったり入るサイズだそうで、たぶん余ったおかずの保存などにもジャストだと思います。（使用頻度が低いのはごはんもおかずも残らず食べてしまうからか…）
今は余ったチャーシューのタレを入れていますが、色や匂いがつかないのはやっぱり安心ですね。
500ml（外寸 18.6 x 9.3 x 5.5 cm）
細長いタイプ。珍しいかたちで、これを冷蔵庫にしまっているとスペースを効率的に活用できている気がしてきます。使用頻度No.4。
グラタンを可愛く作れるとの、きゅうりやネギ、アスパラなど細長いものをコンパクトに入れておけるのがお気に入り。
まだ試していないのですが、一人分のちぎりパンやパウンドケーキにも良さそうです。
800ml（外寸 15.6 x 15.6 x 5.5 cm）
これもよく使っていて、使用頻度No.2。
これを一人分のサラダ皿にすると食べやすくて、陶器のお皿よりこっちに手が伸びてしまいます。壁があるから野菜が取りやすい＆底が平らでドレッシングが行き渡りやすい、のかも。
鶏肉1枚の調理や、フレンチトースト（一般的な食パンサイズ）の漬けこみにもこのサイズがぴったりです。
1.2L（外寸 18.5 x 18.5 x 5.5 cm）
一番大きなサイズ。使い道は少ないかと思っていたら、意外にも使用頻度No.1。
鶏肉2枚がぴったり入る大きさです。（冷凍庫から出したカチカチの胸肉です。大きさのご参考まで…）
取り分けるようなオーブン料理はもちろん、一気に切った野菜を保存したり、調理中にバットのように使ったり、なんか入れ物…という時に自然と手が伸びています。
そして最近、ちぎりパンの型としても使えることに気がつきました。私はフワフワパンが好きなので、金属の型に比べてサイドや底の焼きが控えめなのが嬉しくて！
あらかじめバターを塗っておくのと、焼きあがったら早めに型から外してパンの底が蒸れないようにするとよいです。
保管
ざっくばらんですが、コンロ下の無印の衣装ケースにおさめています。深さがない分取り出しやすいです。
iwaki パック＆レンジの気になるところ
耐熱ガラス容器のデメリット
耐熱ガラス容器全般のデメリットとして考えられるのは、割れる、重い、プラスチックに比べて高価、などでしょうか。
「パック＆レンジ」に関しては、他の耐熱ガラス容器よりしっかりしており、その分重さもあるかもしれません。
一番大きな1.2Lサイズのものだと中身が入るとなかなか重く、オーブンの出し入れなどは慎重に行なっています。それ以下のサイズではあまり気にならないですね。
ただ！上限1kgのデジタルスケールでは間に合わない場面が増えました。
これはガラスボウルを使うときにも気になっており、結局上限3kgのはかりを購入することになりました。0.1g単位のちょっといいものにしてみたら、パンやお菓子作りに活躍しています。（ただし大きい）
価格に関しては、以下で説明しようと思います。
iwaki パック＆レンジの気になるところ
パック&レンジ特有の気になる点も。
密閉ではない
フタはしっかり閉まりますが、密閉ではありません。密閉しちゃうとフタをしたままレンジにかけられないからですかね。
汁物を並々入れないようにしたり、匂いが気になるものはラップをかけてフタをしています。
価格が高い
導入時はやっぱり価格にひるみました。
かかった予算としては、私の場合、計10点で8,060円になります。
まずはお試ししたいと思い、単品で500mlを2点購入。（価格は販売サイトによりますが、Amazonで1,180円×2＝2,360円）
最終的に5サイズを2点ずつ揃えたかったので、セットの組み合わせを調査してあぶれてしまうこちらを選びました。
使ってみて気に入ったので、残りは一気に揃えました。単品で揃えていくのは割高なので…。（Amazonで8点セット5,700円）
単品では11,000円以上する内容なので結構お得に買えましたが、セールのタイミングだとさらに安いかも。
セットはいろんなバリエーションがあって、基本的には小さなサイズが多く、大きなサイズが少なく入っています。私は2つずつが好きなので8点セットを選びましたが、11点セットや7点セットが人気のようです。
2〜3点のセットからあるので用途に合った組み合わせを探してみてください。
こういう調査、面倒だけど真剣になっちゃいますよね。
おわりに
作り置きはあまりしない我が家ですが、それでもiwakiパック&レンジはQOLを格段にあげてくれました。料理頑張るぞ！という気になります。
それぞれの型に合ったパンレシピとかできたらまた記事を書きたいと思います。
やっぱり耐熱ガラスはいいですね〜。
