「かっこいい…!」と軽率に購入してしまったジャンク品のヴィンテージスピーカーを、ワイヤレススピーカー化した話です。
ワイヤレススピーカー化と言っても「解体して、ワイヤレススピーカーを入れた」だけ。
さすがに同じことをしている人が見当たらなかったので、覚え書きしておこうと思います。
購入したのはTRIO(現ケンウッド)のスピーカー
ヴィンテージスピーカーはフリマサイトやオークションで数千円から出回っており、特にジャンク品や動作未確認のものは安いです。
購入したのはTRIOというKENWOODの前身ブランドのもの。4〜50年前に製造されたと思われます。
メルカリで4,000円くらいでした。
昔のスピーカーの生地ってすごく雰囲気いいですよね。
中身のスピーカーは、BOSEのポータブルワイヤレスススピーカー。数年前のモデルを持て余していたので活用することにしました。
こういうのです。
解体する
裏蓋を外す
ワイヤレススピーカーを入れるために、本体を解体していきます。
裏面10箇所がビスで固定されていました。中央の壁用フックも使わないので外してしまいます。
オープン!
ん?!中身すごく綺麗。解体するのがもったいなくなりますね…
中身を空にする
早速配線を外していきます。
外に向かう配線は、固定しているゴムごと切りはなしました。
この穴は、あとでポータブルスピーカー用のケーブルを通します。
次にスピーカーユニットを取り外します。
4箇所のナットを外せばパカっと取れる想定だったのですが…、ナットが接着剤で固定されていたので力技で外しました。
えぐれた…。
ワイヤレススピーカーを取り付ける
スピーカーの高さを調整する
中身が空になったので、ワイヤレススピーカーを設置していきいます。
設置というかしまっているだけですが、ワイヤレススピーカーの音孔が穴の高さに合うように調整しました。
(今回は家にあったカセットテープのケースを接着剤で積み上げ…)
裏蓋にケーブルを通す
先ほど裏蓋に開けた穴に、スピーカー用のケーブルを通します。
ワイヤレススピーカーなので電源ケーブルのみでOKですが、有線で繋ぎたい機器があったので35mmケーブルを通しました。
穴が少し小さかったので、ヤスリで拡張。
裏蓋を閉じる
外した裏蓋を元どおりにして終了です。今回は簡単に開閉できるよう、一箇所のみビス留めしました。
Bluetoothで動作確認をして、おしまいです。
おわりに
作業自体は1時間かからないと思います。
音の変化は、低音が響くようになったかなーと感じました。意外にもこもりは気になりません。
ユニットを活用できなかったのは残念ですが、インテリア木箱と化していたスピーカーから好きな音楽が流れてくるのは嬉しい!50年、60年と我が家で愛でたいと思います。