ひびをたのしく

2021秋の菖蒲ヶ浜キャンプ場。予約なしキャンプの備忘録

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2021年9月のシルバーウィークに、栃木日光の菖蒲ヶ浜キャンプ場へ2泊3日のデュオキャンプへ行ってきました。その時の備忘録。

最新情報はこちらもご確認ください。>>「菖蒲ヶ浜キャンプ場」公式サイト

キャンプビギナーだし、混雑状況とか、流れとか、天気とか、色々不安もありつつでしたが、とても楽しんで帰ってきました。

◆良かった点まとめ
  • なんと言っても澄みわたる中禅寺湖。景色が最高
  • 予約不可なのでいきなり行ける
  • ゴミ捨て場が綺麗。炊事場やトイレも普通に綺麗
  • 車10分圏内にコンビニ(ヤマザキ)あり
  • 周辺で日帰り温泉、滝や牧場、釣りなども楽しめる
◆注意点・失敗したことまとめ
  • 夜の冷え込み対策が不十分だった
  • 売店の薪はイマイチだった
  • 金曜(平日)〜日曜で行ったため場所が取りやすかったが、土曜日に来ていたらやばそうだった
  • カメムシ対策もしていけばよかった

それでは振り返っていきたいと思います。

6時に東京発。アーリーチェックインを利用

  • 金曜の9時10分くらいに到着。駐車場空き少々、受付待ち5組くらい
  • 第一駐車場より第二駐車場が受付に近い
  • ワゴンや台車に荷物が乗るならリヤカーを借りて往復する必要はない
  • ただし受付までの砂利道は想像以上にハード!

概要は以上ですが、詳しく書いておきます。

出発日はシルバーウィークの合間の平日。金土日の2泊3日プランです。
9時からのアーリーチェックインに間に合うよう、6時に東京の自宅を出ました。食材はあらかじめ買ってあったので、ほぼ直行です。(本当は5時発の目標だったけど遅れた…)

途中でスーパーに寄るかどうかで、高速の出口が異なります。最寄りのスーパー(リオン・ドール日光店)が日光東照宮の近くということで、渋滞に巻き込まれたら嫌だなと思い直行コースにしました。

結局サービスエリアに寄ったりして(上りも下りも羽生おすすめです)、到着したのは9時10分。向かって右手が第一駐車場で、左手の森の中を進むと、よりキャンプ場に近い第二駐車場です。

第一駐車場は少し余裕がありましたが、第二駐車場はギリギリ空きありという感じでした。ちなみに翌日の土曜日はどちらもパンパンで、警備員さんもいらっしゃいました。

リヤカーを借りる場合はまず受付まで徒歩で行き、リヤカーを借りてから往復します。
私たちは台車を持ってきていたので、荷物を積んで受付に向かいました。

この砂利道がなかなか大変で、ゴムのタイヤに砂利がめり込み大苦戦…。
しっかりしたアウトドアワゴンであれば良かったと思います。

入り口で体温を測ったら、私が並んで受付をし、夫は近くで荷物を見ながら待機。
受付前の場所取りはNGです。(コロナ禍ということもあり、スタッフさんもルール違反がないか注意して見てくれている様子でした)

受付前で水の綺麗さにびっくり

料金は2泊デュオキャンで計11,000円

テント1人1泊、1,500円×4=6,000円
アーリーチェックイン1人800円×2=1,600円
タープ1泊、1,700円×2=3,400円

1万越えにウグッとなりましたが、2泊なのでこんなものですね。
綺麗に管理されていたので納得です。

ちなみにですが、レンタカー3日で25,000円、高速7,000円、ガソリンは5,000円ほどかかったので、キャンプの経費のほとんどは交通費でした。

場所取りはタイミング。湖畔沿いは入れ換わり待ち

  • チェックアウトの11時に向けて徐々にサイトが空く
  • 湖畔沿いは、森(土)ゾーンと砂浜ゾーンがある。砂浜ゾーンは露骨に風が強いので上級者向け

ハイシーズンのためか、平日でも湖畔沿いは埋まっていました。
9時半頃で、これからチェックアウトする人と、連泊or場所取り済みの人が、7:3くらいだったかな…。

片付けが終わりそうな方に「荷物だけ置かせてもらってもいいですか?」と声かけし、近くで待たせてもらいました。

湖畔沿いを確保。水が…綺麗…

10時半ごろに周りが一気に空いたので、よっぽど混雑する日でなければこのタイミングに湖畔沿いにすべり込むこともできそうです。

施設は充実!混んでいても快適でした

  • トイレ、炊事場、ゴミ捨て場ともに快適(一般的な食器用洗剤は使えません)
  • 資源ゴミも分別して捨ててOK
  • 薪は持参がオススメ

炊事場もトイレも管理が行き届いていて、野外の施設としては綺麗な方だと思いました。トイレにあるコンセントは自己責任で使用可能なようです。

注意点としては、食器洗剤NG。クレンザーかエコ洗剤のみ使用可となっていました。
私たちはテントから炊事場まで距離もあったので、アルコールスプレーとキッチンペーパーの拭き上げで対応しました。

飯盒カレーに炭火焼肉を後乗せ!

ゴミに関しては公式ホームページに「資源ごみ(ビン、カン、ペットボトル)のお持ち帰りをお願いしています。」と記載してありますが、ゴミ捨て場で分別して捨てられるようになっていました

売店も炭や薪、カセットガス缶にお酒やお菓子など基本的なものは揃っています。
ただ、売店の薪が頼りない…!!
去年は太い薪と細い薪と選べたという方がいらっしゃったのですが、今回は細い針葉樹の薪のみでした。

Amazonで買った広葉樹の薪を少し持って行っていたので、もはや焚きつけ用として使用していました。次からはホームセンターなどで買っていこうと思います。

防寒対策が圧倒的に足りなかった…

のどかな陽気で、とても寒そうには見えませんよね。
9月だし……とロンT、パーカーくらいの軽装で行って大後悔しました。

日中は半袖でいける時間帯もありましたが、朝晩はかなり冷えました。周りにはストーブを使っている方もいたほど。
水辺は風も強かったので、マウンテンパーカーなどの防寒着は絶対あったほうがいいです。

寝る時も本当に寒かった。。。私たちは夏用と3シーズン用のシュラフ+底冷え対策のマットを持っていったのですが、夏用シュラフで寝た日は何度も寒さで目が覚めました。
3シーズン用シュラフ+ロンT2枚+パーカーでもまだ寒かったので、湯たんぽとかインナーダウンがほしかった。。

防寒対策はやりすぎくらいがオススメです。

カメムシ対策が不十分だった…

秋キャンプはカメムシとの戦いですね…。虫がかなり苦手なので万全の態勢で挑んだつもりでしたが、カメムシ対策が足りてなかった!

大発生というほどではありませんが1時間に1〜2回くらい、サイト内に入ってくるカメムシと戦っていたと思います。

蚊?ブヨ系?の虫も割と多かったのですが、パワー森林香がかなり効いていたと思います。その他の対策も以下。

↓風向きが変わっても大丈夫なようにテントサイトの前後に置いておく

↓朝・昼・夜、サイトの周りにスプレー

↓体やテントサイトの内側にスプレー

↓カメムシ対策はバリアシリーズのこれを買ってみようかな

日帰り温泉あり。周辺のおすすめスポット

  • 奥日光の温泉街は釣りスポット&日帰り温泉いろいろ!
  • お風呂帰りは光徳牧場のアイスクリームでさっぱり
  • 閉まっていたけど気になる「さかなと森の観察園」

キャンプ場でも500円でお風呂に入れるそうですが、せっかくなので奥日光の温泉街まで温泉に入りに行きました。車で10分ちょっとです。

旅館はコロナで休業中のところも多かったのですが、街全体が硫黄の香りでテンション上がります。今回は『奥日光 やまみず樹』さんへ。入浴料1人1,000円、200円でタオルレンタルあり。ぬるめのとてもいいお湯でした。
日帰り温泉の料金は宿によって600〜1,500円くらいと幅がありそうです。

帰りは光徳牧場に立ち寄って、アイスクリームを食べて帰りました。温泉帰りのアイスは最高!
この時駐車場を空けてしまったので、戻ったら空きがなく焦りました…。警備員さんが停められそうなスペースを探し、案内してくれました。

ちなみに出かける際は、細かい荷物はテントにしまい、南京錠をかけています。今回は忘れてしまったのですが、靴を余分に持っていきテントの外に置いておくともうちょっと防犯効果があると思います。

まわりには華厳の滝や戦場ヶ原など観光スポットがいくつかあったので、帰りに寄って帰ろうか迷いました。緊急事態宣言中で閉まっていたけれど、「さかなと森の観察園」は行きたかった…!

今回は宇都宮餃子の有名店・正嗣(鹿沼店)に寄り道

最終日の朝は雨が降ってきたので、急いで撤収。
失敗もいろいろとありましたが、総合的に最高のキャンプでした!!

次はゆっくり平日に行きたいですね〜〜〜