くらしべんりに

壁に穴を開けずにウォールラックを作る【賃貸DIY】

シューズラック

靴収納がない家に引っ越しをしたので、玄関の壁面を使ってシューズラックを作りました。賃貸なので、壁に打つのは石膏ボードピン(細いピン)のみ。
材料費は計9,000円くらいでした。素材次第ではもっと安く作れそうです。

組み立てながら設計ミスに気づいたり、ジタバタしつつも何とか完成したので工程や使ったものを記録しておきます。

できあがりはこちら

玄関奥の壁一面を棚にしました。

作りはこんな感じです。

右側は抜けているので2×4材(ツーバイフォーという一番メジャーな規格の木材。流通が多く安価)を張って柱を作り、棚柱(縦に走ってる金属のレール)をネジで固定。
左側には柱を立てず、石膏ボードピンで壁に直接棚柱を取り付けることで、棚の幅を確保しました。
実際には9枚の棚板を入れました。

使った石膏ボードピンはこういうもの。ピン3本が交差するタイプで高い強度が期待できます。

設計を考える

最初は、よく見かけるこういうのがスッキリしてていいなと考えていました。

でも棚柱を石膏ボードピンで固定するとなると、重心が前にかかるのは危なそう…。かといって、ネジの下地として2×4材を背面に持っていくと、靴を置くのに奥行きが足りなくなるし、扉の開閉と干渉するから板を手前には出せない…。ということで、

最終的に両サイドから棚板を挟むやり方にしました。

材料・道具を調達する

今は通販でも木材のオーダーカットまで可能ですが、実物を見たかったのでホームセンターで調達しました。

ホームセンターの軽トラ無料サービスが便利

車もないし、2m以上ある木材をどうやってを運ぼうかと調べていたら、なんとホームセンターの多くが軽トラの無料貸し出しをしているとのこと。今回はビバホームさんのサービスを利用しました。

朝イチにサービスカウンターで車を予約。軽トラやワゴンなどいくつか車種がありました。

貸し出し時間は、配送先のエリア次第で1時間or2時間の設定だったかな?私たちの場合は往復30分の距離で貸出時間1時間だったのでタカをくくっていたのですが、荷物の積み下ろしに時間がかかりギリギリでした。

用意したもの

ネットなら、楽天だと少ない単位やオーダーカットの注文ができるショップがあって良さそうでした。
ただ、木材や金具の規格とかネットで見てもピンと来ないんですよね…。実店舗の方が間違いが少ないかなと思います。

◆棚柱
実物を見てみると、結構厚みがあるものが多いです。薄さが決めてでこちらを選びました。

◆棚受
選んだ棚柱に合う規格のものです。

◆石膏ボードピン
フックの部品は不要なのですが、セットの方が安く買えました。ダブルフックなのでピンが14個入っています。
これを2つ買ってちょっと余ったかな。

◆2×4材(ツーバイフォー材)
ホームセンターにあった塗装済みのタイプにしました。最初は自分で塗装しようと思っていましたが、他の工程が大変だったので辞めておいてよかった…
天井高とアジャスターの仕様から高さを決め、必要があればカットします。(このアジャスターには天井からマイナス○mmの木材を使ってください、みたいなのがあります)

◆ねじ
家にあったねじを使用。長さは取付物+20mm以上あるといいそうです。

◆アジャスター
ラブリコディアウォールが有名ですが、見た目がプレーンで好みだったカインズのkumimokuシリーズのものにしました。

出展:カインズオンラインショップ

◆L型金具(アングル)
家にあったL字アングルを使用。

◆棚板
1.2mm厚のOSB合板をホームセンターでカットしてもらいました。DIY感が強いので好みが分かれると思いますが、汚れが気にならないのが良いです。

組み立てていく

床からの高さを決めて、壁と2×4材に棚柱を取り付けます。

早速ですが、組み立てで一番苦労したポイントが棚板を水平に揃えること。
数字的には揃っているはずなのに、最後棚板を渡してみたらガタついていてショック…!仮止めで棚受〜棚板の状態まで一旦チェックすればよかったです。特に石膏ボードピンは、やり直しがすごく面倒でへこみました。

2×4材に棚柱やアジャスターを取り付ける際は電動ドライバーを使用しました。これもカインズのkumimokuシリーズの安いモデルのものを使っています。

出展:カインズオンラインショップ

壁側の石膏ボードピンはゴムハンマーで地道に押し込みましたが、さすがに何十本となると辛かった…。後で専用の道具があると知りました。

2×4材にアジャスターを取付け、立てて天井に固定します。

こういった突っ張りアジャスターは、天井裏に下地がある部分でないと天井がたわんでしまい、しっかり固定できないそうです。(最悪抜ける)

今回壁側の天井がちょっと心配だったので、アジャスターは軽く張る程度にして、L字アングルで壁に2×4材を固定。ここでも石膏ボードピンを使用しました。

(念のため手前の黒い金具で、ツーバイ材同士も繋げています)

さらに壁側のアジャスターがコーキング剤の盛り上がりと干渉してしまったので、ゴムのクッション材で微調整。
このあたりのアレコレは想定外だったので、ゴチャゴチャしてしまい悔しいです!設置場所はしっかり観察すべきでした。

ここまで終わればほぼ完成。好きな間隔で棚受を取付け、棚板を差し込んでいきます。
棚板は数ミリ余裕が出るようにカットしていたはずなのに、いざ設置してみるとギリギリでヒヤっとしました。

手作り感は溢れ出ていますが、空間にぴったりものが作れました。
一番下の段は広くとって無印のダンボール引出を入れ、防災用品などを入れています。

おわりに

この規模のDIYは初めてだったのですが、設計から含めると丸1日程かかっていると思います。特に材料選びと調達が大変でした!

ただ、今までは「既存品の中でベターなものを探す」選択をしていたところに、「ぴったりのものを作れないか」という選択肢が増えたのが良かった。その後の家づくりも柔軟になった気がします。

あと、石膏ボードピンの便利さに気づき活用しはじめたので、そのうち記事にまとめたいです。打てば打つほど、引越しの時の撤収が大変そうですが…!

ちなみに穴や隙間の補修はジョイントコークというコーキング剤を使っています。色も色々選べて、1本あると重宝します。