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個人事業主の屋号変更は簡単!? 三井住友銀行でまさかの足止め
個人事業主になったときに、屋号付きの銀行口座とクレジットカードを作りました。
三井住友銀行の「営業性個人口座」と「三井住友ビジネスカード for Owners」です。
今年度、住所と屋号を変更する必要があったため、窓口へ相談しに行ったところ、
「住所は可能ですが、屋号の変更はできません。
一度解約して口座を作り直していただくことになります。
クレジットカードも作り直しになってしまいます。」
とのこと!えー!!!
屋号は変更済みだったので、じゃあいいです、とも言えず、口座を作り直すことになりました。
ネットでは出てこない情報だったのでレポートしておきます。
三井住友銀行をご利用の方の参考になればと思います。
【参考】新規口座開設に必要なもの
新規で口座を開設したのは3〜4年前のことですが、
- 開業届
- 身分証明書
- 印鑑
- WEBサイトを印刷したもの
を提出し、スムーズに開設ができました。
他の方のレポートを見ているとWebサイトはブログなどでもいいようですね。
クレジットカードもその場で申し込みをし、2〜3週間ほどで発行されました。
デビットカードを持つことはできない
ちなみに三井住友銀行の場合、営業性個人口座でデビットカードを持つことはできないそうです。デビットカードの方が仕訳がすっきりして良さそうだなと思っていたので、残念。
楽天銀行では個人事業主も「ビジネスデビットカード」なるものを作ることができるようですね。
屋号変更(口座再開設)に必要なもの
住所と屋号の変更にあたって、銀行に持参したものは以下の5点です。
結局屋号の変更はできなかったので、口座の再開設に使用しました。
- 新たな屋号による「確定申告書」の控え(写し)※どちらかでOK
- 「所得税・消費税の納税地の異動に関する届出書」の控え(写し)※どちらかでOK
- 身分証明書
- 印鑑
- 通帳とキャッシュカード
私は住所変更をしたばかりだったので「所得税・消費税の納税地の異動に関する届出書」の控えを提出したのですが、新たな屋号が記載された「確定申告書」の控えがあれば問題ないと思います。
逆に言うと、確定申告前に名義変更をしたい場合は新しい名義が記載された公的書類がないので難しいかもしれませんね。
手続きの流れと所要時間
ざっくり以下のような流れでした。
【当日】解約と出金の手続き
→【当日】新規口座開設の手続き
→【当日】クレジットカード申し込み
→【自分で】クレジットカード解約
→【1〜2週間後】キャッシュカード発行〜入金
→【2〜3週間後】クレジットカード発行
平日の午後で特に混んでいるタイミングでもなかったと思うのですが、当日の手続きに1時間半程かかりました。あまり頻繁にない手続きのようで、受付や窓口の方もひとつひとつ確認しながら進めているようでした。
注意点!時間に余裕を持って銀行へ
想定外だったのは、当日新しい口座への入金ができなかったことですね。
私の手続きが始まったのが14時過ぎで、口座開設が完了した15時半には入金を締め切っていたので、後日窓口で入金するか、キャッシュカードの発行を待ってくれ(WEB通帳だったため)、ということでした。
すぐに入金できないと支障がある方は、早めの時間に行くことをおすすめします。
あと、クレジットカードの申し込みはできますが、解約は窓口ではできません。
カード裏面の番号に電話して解約したい旨を伝えると書類が郵送されてくるので、記入して送り返します。
ちなみに三井住友銀行の個人事業主向けクレジットカードは、事業実績や収入証明等も必要なく、入会時に定期収入がなくても審査に通りましたよ〜。あくまで個人の例ですが、ご参考まで。
以上です。
個人事業主の屋号変更って、公的手続きは特に必要ない(確定申告時に事業者名を変えるだけ)ので簡単だと思っていたのですが、銀行でまさかの口座再開設という足止めをくらいました。手続き自体は懇切丁寧に対応してくださったのですが、諸々の後処理が面倒で…!!
屋号付き口座に関する手続きは公式サイトにもほとんど載っていないので、電話や窓口で詳しく確認されることをおすすめします。
また何かあればレポートします。