セパレーターで分離した水槽にエアーポンプを導入すべく、エアーの分岐に挑戦してみました。
最初にお伝えしておくと、本記事の写真はすべて逆流防止弁の位置がよろしくありません!
後日付け替えたのですが写真を取り直す余裕(気力)がなく…都度文章と図で補足しますので、ご留意いただけると幸いです。
Contents
エアーポンプを二又分岐させてみる
完成形はこちら!
と言いたいのですが、逆流防止弁の位置が間違っています。
メーカーさんの設置例などを見ていると
- できるだけ高い位置に設置する
- 水中で使用しない
というのが原則だそうで、二又に分かれる直前に1つ設置したほうがよかったようです。
今は、赤丸の位置に逆流防止弁があります。
元の状態でも稼働はするのですが、安全装置として効果を発揮してくれないと意味ないですもんね。勉強になりました!
使用したもの
エアーポンプ:水作 水心 SSPP-3S
その名の通り、水中にエアーを送るための装置です。
初エアーポンプは、ハイパワーなのに静か!と評判の水心を選びました。水槽サイズ的には一番小さい7Sでよかったのですがエアー量を調節したかったので、3Sに。
稼働してみると本当に静かでびっくり。ベッドのすぐそばに置いているのですが、まったく気にならないですね。
エアストーン:いぶきエアストーン10φ丸 #100 & #180
エアストーンは気泡を水中に送り込む役割があります。
二又分岐させるので、エアストーンも2つ。家に「いぶきエアストーン10φ丸」の#100があったので、#180を買い足してみました。10φはストーンの直径が10mmという意味で、#100と#180の違いは泡の細かさ。#180が細かい方です。
#100と#180の気泡の比較はこの後紹介します。
分岐菅
エアチューブに接続し、エアーを分岐させる器具。2又から10、20又できるようなものまであります。
今回は二又でよかったのですが、家に三又分岐菅があったのでこちらを使用。
エアーの量はコックで調整できます。使用しないところはコックを完全に締めて空気が漏れないようにしました。
逆流防止弁
逆流防止弁は、停電などでエアーポンプが止まってしまった時に水槽水がエアーポンプに流れ込んで故障するのを防ぐ役割があります。
最初に書いた通り、二又の場合でも弁は1つで良かったみたいです。エアーの流れを踏まえて、上下を間違えないように設置。
エアチューブ、キスゴム
設置したい状況にあわせて、エアチューブとキスゴムも揃えます。
大きいものだとわかりませんが、このくらいのエアストーンは自重で沈んではくれません。キスゴムでガラス面にエアチューブを固定します。
いぶきエアストーン#100 と #180 を比較してみる
いぶきエアストーン10φ丸の#100と#180を入手したので、エアーの具合を比較してみました。
#100よりも#180の方が少し価格が高く、泡が細かいとされています。ストーンの色味や質感が違うので、見た目でも区別がつきますよ。
お分かりいただけますか?
やっぱり向かって左、 #180の方が細かい気泡が出ていますね!
水面を揺らしたり水流を作ったり、エアストーンの機能としてはどちらも問題ないと思います。#100でも十分ですが、私は細かい気泡が好きなので#180が好みですね〜。
【注意】いぶきエアストーンの分岐はエアー量の調整が難しい
まずこちらをご覧ください。
分岐菅のコックを調整せず、同じパワーでエアーを送り込んだ状態です。あれ…不公平…!
要は目の細かい#180のほうが抵抗値が高いので、エアー量にこれだけ差が出てしまうんですね。盲点でした。
「一度調整してしまえばいいじゃない」と思われるかもしれませんが、やはりストーンの状態も日々変化するのか、気がつけば格差が!ということが何度かありました。
実はメーカーさんのホームページにもこのような記載があります。
いぶきエアストーンの場合、(水中フィルターとエアストーンの分岐と同じく)エアストーン同士の分岐についてもあまりお勧めしておりません。特に同じサイズのエアストーンを分岐でお使いいただく場合には両方から全く同じようにエアが出るように調節するのはかなり難しいと思います。ご注意下さい。
特に同じサイズ、同じ仕様のエアストーンを分岐させた場合は、もともとの抵抗値に差がないのでエアー量の微調整が難しいみたいです。
私の場合はいぶきエアストーンが気に入っているのと、月1くらいのコック調整でバランスをキープできているので当面このままでいくつもりです。気になる方はご注意くださいね!
以上、参考になれば幸いです。